サプリメントを使いこなす!カフェインの効果

筋トレして身体を作っていくために必要な要素は
トレーニング・栄養・休息の3つがありますがこれにプラスして
サプリメントを取るようにするとより効率良く身体づくりを進めていくことが
できます。サプリメントの中でよく知られているものとしてはプロテインや
アミノ酸などがありますが今日はカフェインについて解説をしていきたいと
思います。カフェインはコーヒーや緑茶、紅茶などに含まれており
私たちの生活にも馴染みのあるものですが、効果と摂取の注意点を
知っていればボディメイクにも十分活かすことができます。
では早速始めていきましょう。
1.カフェインとは?

カフェインは本来、天然由来の成分として食品に分類されます。
実はカフェイン自体は2004年までドーピングの対象として扱われていました。
そのため、多くのアスリートがあまり摂取を好まず敬遠されていました。
ドーピングの対象と見なされていたこともあり、その効果には確かなものが
あります。いまでは多くのサプリメント、エナジードリンクなどに
含まれています。
2.カフェインの効果その1 覚醒効果

ではその効果に関して簡単にみていきましょう。
効果は大きく2つあり、まず一つ目が覚醒効果です。
これはカフェインの効果の中でももっともよく知られるものだと思います。
この仕組みを簡単に解説すると私たちの身体が疲れを感じた時
アデノシンという脳内の神経物質がその受容体と結びついて疲労感を
感じるのですが、カフェインがアデノシン受容体と先に結びついて
アデノシンをブロックすることによって疲労を感じにくくなります。
これはつまり脳を直接覚醒させるというよりは疲れに対するストッパー
ブレーキのようなものの効きを悪くするということです。
3.カフェインの効果その2 脂肪分解効果

先ほどの覚醒効果の話に多少関連がありますが、カフェインが疲労物質の
アデノシンの受容体と結びつく時に交感神経が興奮して出される
ノルアドレナリンが脂肪細胞を刺激し、分解してミトコンドリアに運び
燃焼させます。そして肥満の遺伝子にはUCPと言うタンパク質の働きが
弱い場合が多いのですが、カフェインはこのUCPの発現を促すとも
言われています。
まとめ
カフェインには筋トレの効果を高める機能がちゃんとあります。
唯一気をつけてほしいポイントは摂取量です。
量をたくさんとれば取るほど効果が増すわけではありません。
そして日頃コーヒーなど嗜好品として飲んでおられる方は
特に気をつけましょう。一日の摂取目安量は男性250mg程度、
女性では200mgいかない程度が良いと思われます。
取り過ぎてしまうとカフェイン中毒になってしまったりするので
摂取しない日も1週間のうちに1〜2日程度は設けたほうが良いでしょう。
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