トレーニングを科学的に考えよう!特異性の原理とは?
みなさん こんにちは。今日はトレーニングのことについて書いていきたいと
思います。早速ですが、トレーニングのプログラムを組み立てる時
トレーニングの意味や効果を考えて組み立てる事はありますか??
ただ闇雲に好きな部位や得意な種目ばかりやってしまう方は
多いのではないでしょうか??トレーニングには原理と原則があり
ある程度は科学的に証明されてきています。
今日はトレーニングの原理の一つ、「特異性の原理」について
解説をしていきたいと思います。

1.トレーニングの原理とは?
まずは言葉の意味から整理していきましょう。
トレーニングには原理と原則があるのですが、「原理」、「原則」
それぞれ何が違うのでしょうか?一般的に原理とは身体への適応を指し
原則とはルールを指します。少し細かいですがここの違いを明確にしておく事が
必要です。そして今日、解説するのが「特異性の原理」についてです。
2.特異性の原理とはなんだろう??

そもそも、特異性の原理とはなんでしょう?
私たちの身体はトレーニングに対して特異的に効果が現れます。
例えば、筋力を向上させるためのトレーニングを行えば筋力が向上し
筋持久力を向上させるためのトレーニングを行えば筋持久力が向上します。
これは当たり前のことですが、トレーニングを行うときは狙った効果を
得られる運動をしましょう、というのが特異性の原理です。
一般的な筋トレハウツー本などではここまでしか言及されていない事が
多いのですが、特異性の原理は細かく4つに分けられます。
- 特異性の原理1 部位特異性
- 特異性の原理2 動作特異性
- 特異性の原理3 速度特異性
- 特異性の原理4 エネルギー特異性
部位特異性は、鍛えた部位しかトレーニング効果が得られない事
動作特異性とは何か鍛えたい動作はその動作でしか強化できない事
速度特異性とはトレーニング時の速度、低速度トレーニングでは低速度での
筋発揮能力の増強、高速度では高速度での筋発揮能力の増強が得られるという
事で、エネルギー特異性とは人のエネルギーの供給に影響を与える無酸素性
有酸素性の代謝機構の特異性についてです。つまり、簡単にいうと
鍛えたい部位や目的があるのであれば適切なトレーニングを行わないと
思うような効果は得られないという事です。
まとめ
今日は特異性の原理についてお話をしました。
トレーニングはがむしゃらに行うものではなく、しっかりと体系立てて
計画的に行わないと効果が現れません。
是非今一度自分が行っているトレーニングをみなおしてみてください。
トレーニングを続けているけれど思うような結果が出ないという方は
無料カウンセリングにお越しください。
横浜パーソナルトレーニングジム