1日1食食べるだけでで脂肪を減らし、がんを予防する食べ物とは??
私たちは日々様々な健康に関する情報を目にします。
その中には聞いたことのないような食べ物、日本ではなかなか手に入らないような食材なども多いですね。
しかし、灯台もと暗し、今日は身近に手に入る食材の健康情報について書いていきます。
1.体脂肪を減らして癌の予防にもなる食べ物??
ある安価な食べ物が癌の予防に役立ちます。
それはニンジンです。
ニンジンを1日1本食べるだけで、男性が前立腺がんになる確率を50%減らすことができるという研究が発表されました。
それだけでなくニンジンは体脂肪蓄積の抵抗力を高めることもわかっています。
論文によると、ニンジンを食べる量が多くなればなるほど、前立腺がんになる可能性は低くなるといわれています。
具体的な数字で言うと毎日10グラムの人参を摂取するごとに、男性は前立腺がんになる危険性が5%ずつ低下します。
たった50グラムのニンジンを食べることで、最も恐ろしい男性病の発症率を半分に減らすことができるのです。
研究者たちはそれ以来、ニンジンに関する研究に熱心に取り組んできました。
その一つには、ニンジンがどのように脂肪を減らしたり筋肉を鍛えたりするかも含まれています。
ニンジンと前立腺がんに関する研究が発表されたとき、研究者たちは根菜の有益な効果は、大量のカロチノイドと関係があると考えました。
2.ニンジンに含まれる特別な栄養とは
研究者たちは現在ニンジンや他の根菜に高濃度で見つかった2つの脂肪族アルコールに注目しています。
それはファルカリノールとファルカリンジオールと名付けられ、デンマークの科学者たちは、これらの脂肪族アルコールの各々が、筋肉細胞により多くのブドウ糖を吸収させるとともに、一方で脂肪細胞では脂肪の吸収を阻止することを発見しました。
脂肪族アルコールの効果は、デンマーク人がそれを脂肪細胞内のPPARガンマ(脂肪の受容体として働くタンパク質)に結合し、インスリンに対する感受性を高める抗糖尿病薬であるロシグリタゾンと比較できるほど顕著でした。
ニンジンに含まれる2つの脂肪族アルコールは、大腸がんの予防にも効果があるようです。
2017年のラットに関する研究では、ファルカリノールとファルカリンジオールは、大量の発がん物質が供給されたラットに見られるポリープクラスターと腫瘍の数を大幅に減少させました。
そして、より説得力のあることに、1990年代半ばから2016年にかけて5万7053人のデンマーク人を追跡した2020年の調査では、ニンジンを習慣的に摂取する人はそうでない人に比べて、大腸がんになる確率がかなり低いことが分かりました。
3.まとめ
明日からニンジンを食べよう!
さて早速明日からニンジンを食べましょう。
しかし注意点が一つあります。
それはニンジンを生で食べる事です。
ニンジンジュースは食料品店で買うのではなく脂肪族アルコールが加工の過程で失われてしまうのでミキサーで自作すると良いでしょう。
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