中高年になった女性の運動の取り組み方
若いときに運動に取り組んだ経験を持っている方は多いと思いますが大人になっても継続して取り組んでいる方はどれぐらいいるでしょうか?
日本人のフィットネス参加率は4%前後と言われていますので、まだまだ少ない現状です。
運動は健康に良いことは言わずもがなですが中高年女性にとってはどのような効果があるのか今日はみていきましょう。
1.中高年女性、運動すると死亡率が下がる?
運動量の多い中高年女性は死亡のリスクが低いことはよく知られています。
特に有酸素運動を実施していて持久力の高い人は明らかに死亡リスクが低いと研究の結果も出ています。
2.有酸素運動の効果
運動によって死亡率が下がる大きな理由としては運動が動脈硬化を予防・改善することが関連しています。
日本人の女性を対象とした研究でも運動が動脈硬化を改善することが確認されています。
3.筋トレの効果
運動であれば有酸素運動で十分でしょうか?
実はそうではなく、筋トレも行ったほうが良いです。
歳を重ねてくると筋肉量や筋力が低下するのでそれを予防するために行うことはもちろん、特に中高年女性は女性ホルモンの分泌量の低下によって骨密度が低下するので筋トレを積極的に行ったほうが良いです。
筋トレは骨の細胞の再生を促し骨密度を高めます。
加齢に伴う骨格筋量の減少や機能低下はロコモティブシンドロームに繋がるため予防改善はとても重要です。
中高年女性は筋トレを日常生活に取り入れましょう。
4.更年期は改善できる?
更年期は中高年の女性にとって大きな悩みです。
運動には更年期の症状を改善する効果があります。
日頃、運動を習慣化している女性はそうでない女性より発症の頻度が下がり、症状の程度が軽減されます。
更年期の症状を改善するための方法は他にもいくつかありますが、運動も大きなウェイトをしめていますので積極的に取り組みましょう。
5.まとめ
中高年の女性はホルモンの働きなどによって体調を大きく崩してしまうことが多々あります。
その都度薬の服用などで対処することも良いのですが、生活習慣を整えることによって改善することは可能です。
健康的なセカンドライフのためにも日頃から気をつけられるところを見直して行きましょう。
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