痩せたら太りにくくなる理由とは??
こんにちは!
今日は身体の不思議、痩せたら太りにくくなる理由について解説していきたいと思います。
よく「基礎代謝が高いと痩せやすい!」こんな風に聞いたことがあるのではないでしょうか?
これって実は半分正解で半分間違いなのです。
一般的には筋トレによって筋肉量が増えると基礎代謝は高くなり、それによって太りにくい体が出来上がりますが固太りの肥満タイプの方も筋肉量が多く基礎代謝が高い傾向にあります。
今日は太りにくい体はどういう身体なのかということを解説して行きます。
基礎代謝の数値とカロリーの燃焼しやすさは違う

基礎代謝は筋肉量に依存します。
つまり太っている人は基礎代謝が高い人が多いです。
一般的には基礎代謝が高い人は太りにくいと言われていますが、基礎代謝が高いのに太っている…
これはどういうことでしょうか?
実は自分自身の体脂肪量によって食事で摂った栄養素が体内でどこに分配されるか、が大きく変わるのです。
私達は食事をすると膵臓のランゲルハンス島β細胞という器官からインスリンという血糖値を下げるホルモンが分泌されます。
インスリンは血中糖度を下げるだけでなく摂った栄養を各細胞に運ぶ働きがあります。
この時に、体内での筋肉と脂肪の割合が重要になるのです。
インスリンは栄養素を運ぶとき筋肉と脂肪で割合が高い方に多く栄養素を供給するので体内で体脂肪量の割合が高い人≒体脂肪率が高い人は筋肉よりも脂肪細胞に多く栄養が行きわたってその結果ドンドンと太りやすい身体になる悪循環に陥ります。
逆に筋肉の割合が高い人≒体脂肪率の低い人は栄養素が脂肪よりも筋肉に多く届けられるのでちょっとやそっと多くカロリーをとっても簡単には体脂肪が増えてしまう事はありません。
このインスリンの働きは「インスリン感受性」と言います。
インスリン感受性が高い状態だと摂った栄養が脂肪でなく、筋肉に届きやすく太りにくいのです。
まとめ「体脂肪率を低く保っておけば太りにくい身体でいられる」

このことから体脂肪率が低い人は体脂肪率が高い人よりインスリンの感受性が高い、といえますね。
ダイエットをして体脂肪率が下がると太りにくくなるのはこのおかげですね~
もちろん食習慣の変化や運動習慣を付けることも大事ですが私たちの身体の中ではこんな事が起きているのです。
ただ体脂肪率が低くても人工甘味料や砂糖などの単糖類、トランス脂肪酸などを多く摂るとインスリン感受性は下がってしまって太りやすい身体になってしまうので気を付けましょう。
またインスリンの過剰分泌もよくありません。
インスリンの働きなどについてはまた後日詳しく書いていきたいと思います。
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