新たなトレーニングプログラムとして注目されている「タバタプロトコルとは?」
最近はフィットネスブームで体を動かす人が増えました。
外で散歩をする人や、スポーツクラブへ通う人、テニスやゴルフなど一言では言い切れないほど運動は多くの種類があります。
今日は新たなトレーニングプログラムとして注目されているタバタプロトコルについて解説していきたいと思います。
タバタプロトコルってどんなトレーニングだと思いますか?
そして今日の記事を読んで気になった方は実践してみてくださいね。
1.タバタプロトコルとは?
まずはタバタプロトコルがどんなトレーニングなの?というところから説明したいと思います。
このトレーニング理論は立命館大学の田畑泉氏が提唱したトレーニング法であり、一番最初に世に知られたのは1996年の論文と言われています。
運動はそもそも有酸素性の運動と無酸素性の運動があり、これには使われるエネルギーや運動の持続時間が異なり、別々のものとして扱われていました。
しかし、このタバタプロトコルでは有酸素運動の要素と無酸素運動の2つの要素を織り混ぜ、効果も倍増させようといういいとこ取りのトレーニングなのです。
タバタプロトコルは簡潔にいうと「短時間、高強度、間欠的」と言い表せます。
2.具体的なメニュー例
ではもっと詳細に、どういったトレーニングを「タバタ」と呼ぶのでしょうか?
それは20秒間全力で行う運動→10秒休憩、これを1セットとし、合計で8セット行う事です。
大事なことは20秒間の運動を全力で行う事、20秒で限界が来るような高強度の負荷にする事です。
先ほどのべた短時間、高強度、間欠的という3つの要素に全て当てはまります。メニューは何でも良いです。
パワーマックスのようなエアロバイクのようなものから腕立て伏せやバーピージャンプなど自重運動でも良いとされています。
なぜ8セットなのかというと、酸素摂取量が関係しています。
8セットのうちの前半は無酸素性運動の要素が大きいのですが、後半になってくると息も上がり、酸素摂取量が増加してきます。
そして8セット目には最大酸素摂取量を超える酸素を摂取しています。
つまりここでほぼ限界に到達する事が可能となり、筋力と筋持久力を高める運動として効果が出るのです。
3.行う際の注意点
こんなキツそうな運動となると一般人には向いてないんじゃないのか?なんて思う方もいるかもしれません。
実際この理論が提唱された頃はこれを実施しているのは高いレベルで活躍するアスリートが中心でした。
しかし今では一般のフィットネスクラブでもこのタバタプロトコルをベースに初心者でも行えるような種目と負荷強度で集団レッスンに用いられたりしています。
最初から完璧に行う必要はないので気楽な気持ちでまずは6セットなど少し数を減らして行ってみても良いと思います。
また強度が高く、実施中に血圧が上がったりする事があるので高血圧の持病がある人は気をつけましょう。
4.まとめ
タバタプロトコルは自分の家でも行えるいいトレーニング方法です。
コロナ禍で自宅トレーニングを余儀なくされている方も多いと思われます。
気になる方は是非一度お試しください。
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